こんにちは！NEUTRALのShoeiです。

「好きなことを仕事にしたい」、一度は誰もが考えることだと思いますが、その一方で、「好きなことを仕事にできるのはほんの一握りの人だけ」、「現実は厳しい」、「甘い考え」など、否定的な意見を聞いて諦めてしまう人も多いと思います。

今回は、私たち夫婦がオランダ移住で見えてきた「好きなことを仕事に」するための方法をご紹介します。

1. 成功者の話を聞く

私たち夫婦も最初は会社員として「仕事とは生きていくために嫌なことでも我慢するもの」という感覚で働いてきました。

もちろんその中で得られたスキルや経験、人脈などもありますが、結局は「自分がいくら頑張っても成果は会社のもの」とか、「自分の時間と労力をお金に変換しているだけなのでは」、という疑問が常に心の片隅にありました。

そんな中、インターネットやSNSの普及により、YouTuberのように今までには存在しなかった職業も現れ、以前は「無謀」だと言われてきたことも、実現できる可能性が高まってきました。

実際に私たちの周りでも、個人でお店を開業したり、海外移住を成功させたり、「好きなこと」を形にしている人が増え始め、そのような方々から詳しく話を聞くうちに、今まで漠然と持っていた「海外に住んでみたい」という夢も、ずっと手の届くところまで近づいてきた記憶があります。

もちろんインターネットやSNSなどで調べればいくらでも情報は手に入りますが、キャッチーな情報に限って偏っていたり、盛られていたりすることが多いので、直接成功者に話を聞くことが、イメージをより具現化することに繋がると思います。

また、自分が調べていたことの答え合わせにもなりますし、思わぬアドバイスがもらえるかもしれません。

2. 段階的な計画を立てる

まず、海外に住むためには、ほとんどの国で滞在許可（ビザ）が必要になります。いくら住みたい国があっても、ビザが取れなければその国に住むことはできません。

ということでまず最初にやったことは、「日本人がビザを取りやすい国を探す」ことです。

欧米ではカナダ、ドイツ、オランダ、エストニア、アジアではマレーシア、タイ、シンガポールあたりが浮上してきましたが、私たちはその中からオランダを選びました。（理由は長くなってしまうので、オランダ移住の具体的な方法と合わせて改めて書こうと思います。）

ついに「オランダへ移住する」という目標が決まりました。

目標が決まれは、以下のように段階的な計画を立てます。

1. オランダへ下見に行く
2. オランダで起業できるようにスキルを習得する
3. 資金を貯める
4. ビザ申請のための必要書類を揃える
5. オランダへ入国しビザ申請する

ここで重要なのは、一つ一つのステップが高すぎないように設定することです。

目の前の1段が高すぎると感じる場合は、ちょっと頑張れば越えられる程度にさらに細かく刻んでいきます。

例えばWebプログラミングの場合、「スキルを習得する」という階段をさらにブレイクダウンして、「HTML習得」→「CSS習得」→「JavaScript習得」→「ホームページ作成」といった感じです。

そうすることで、小さな段差でも成功体験が積み重なり、自信に繋がっていきますし、段差が高すぎて途中で諦めてしまうことも避けられますよね。

3. 計画を最優先させる

計画を立てたら、「必ずその計画通りに進める」と覚悟を決めることです。

せっかく立てた計画を遂行できなければ、当然「好きを仕事に」することは失敗に終わります。

私自身、オランダ移住を決める前はサラリーマンとして働いていましたが、計画を立ててからは、会社を辞め、個人事業主としてWeb開発の仕事に専念してきました。

さらに、ライフワークでもあるDJ活動も、3つのレギュラーパーティをはじめ、ゲストとして呼んでもらった場合でも泣く泣く全て断りました。

こうして退路を断つことで、経済的な安定や、趣味よりも、この計画を進めることが何よりも大切だと心に刻むことができます。「やるしかない！」ということですね。

4. ネガティブな意見は無視する

計画を進めていくなかで、前述の通り、「現実は厳しい」などとネガティブな意見を受けることもあると思います。

一番多いケースとしては、親から言われることだと思いますが、私たちもそうでした。

もちろん心配してくれることは有難いのですが、実際には同じような経験をしたことが無いことがほとんどだと思います。

私の親の場合、海外に住んだり、海外で仕事をしたことはもちろん、海外旅行ですら一度もしたことがありません。

それなのになぜ、そんなことを言うのか、理由を聞いたところ、親戚や友人から苦労話を聞いたとか、20〜30年前の常識でイメージしているだけのようでした。

私の場合、少なくともアメリカで2年間、それ以外では、韓国やシンガポールでも働いた経験があり、もちろん海外で生活することは楽ではないにしても、決して越えられない高い壁ではない、という印象でした。

このように、理由を聞いてみると全く根拠のない話だったりします。 さらに、実際に成功者が存在するので、明確な理由もないのに無理というようなネガティブな意見は聞き流しましょう。

5. 周囲に話す

ネガティブな反応が怖かったり、失敗したときに笑われるかも、と自分の計画を周囲に話すことを躊躇してしまう人も少なくないと思います。

しかしながら、「好きを仕事に」へ向けての計画を話すことのメリット・デメリットを考えた場合、圧倒的にメリットの方が大きいと思います。

デメリットとしては、「ネガティブな反応」ぐらいで、これは前述の通り、無視すれば良いだけの話です。（理由は聞いておいても良いと思いますが。）

それに比べてメリットは、公言してしまった手前、「やるしかない！」という意識を持つことができたり、中には同じような目標を持っている人がいて、情報交換したり、アドバイスをもらえるかもしれません。

さらには、応援してくれる人と、否定的で小馬鹿にするような人を見極め、今後付き合っていくべき人を取捨選択することができます。厳しいことを言うようですが、「自分の夢」に対して否定的なことを言う人と付き合い続けるのは、今後の人生においてマイナスでしかありません。

まとめ

ということで今回は、「好きを仕事に」を成功させる5つの方法をご紹介しました。

1. 成功者の話を聞く
2. 段階的な計画を立てる
3. 計画を最優先させる
4. ネガティブな意見は無視する
5. 周囲に話す

例として、海外移住のケースを取り上げましたが、ほとんどの場合は、この5つを意識して行動すれば「好きを仕事に」することができると確信しています。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。