こんにちは!NEUTRALのShoeiです。
以前ブログで「好きなことを仕事にするための5つの方法」をご紹介しました。
しかしながら、そもそも「好きなこと」がわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、私たちが経験してきたことを元に、誰もが実践できる「好きな仕事を見つける5つの方法」を練り上げたので、ご紹介したいと思います。
また、好きな仕事か安定した仕事、どちらが良いか悩んでいるという方にとってもヒントになるのではと思います。
1. 「好き」と「嫌い」なことを仕分ける
当たり前のことですが、自分が「好きなこと」と「嫌いなこと」を自分自身が知っておくことが必要です。
現時点で「嫌いなこと」が、今後「好きなこと」へ変化することはあり得ないので、まずは「嫌いなこと」から洗い出してみましょう。
すると結果的に「嫌いなこと」以外は「嫌いじゃないこと」ということになるので、「好き」の度合いの違いはあると思いますが、「好きなこと」に分類するようにします。
そして「好きなこと」については、趣味レベルのことも含めることが重要です。「これは仕事にするのは難しいかも?」と思うようなことでも、一旦ここでは無視します。
例えば私の場合、「海外旅行に行きたい」とか、「自分が好きな音楽を聴いてもらいたい」といった仕事とは言えないことも「好きなこと」に入ります。
そこから、「海外旅行」を仕事にするにはどうすれば良いかを考えていくと、旅行会社に勤務するとかツアーガイド、通訳、ブロガーなど様々な仕事が見えてきます。
私の場合、海外旅行というよりは「海外に住みたい」という気持ちの方が強かったことと、「会社などの組織に縛られない生活がしたい」ということから、フリーランスとして海外で起業するという道を選択したという訳です。
このように、ズバリのものが見つからない場合は、「好きなこと」を様々な角度から、いくつかを掛け合わせて複合的に考えてみるのも良いと思います。
2. 知らない世界に飛び込んでみる
プロフィールにも記載していますが、私は現在フリーランスのWebプログラマーとして活動しています。
その前は、サラリーマンとしてシステムエンジニアをやっていましたが、その会社に入る前はプログラミングに触れたことは1度も無く、むしろ数学や物理など理系の分野には苦手意識を持っていました。
当時その会社が海外の顧客が急増した時期で、プログラミング経験は問わず海外に行きたい人を募集しており、「未経験でも海外に行けるなら!」という気持ちで思い切って飛び込んでみました。
とは言え、入社してすぐに海外に行かせてもらえるような甘い世界ではありません。半年ほどは先輩からプログラミングを教わったり、日本国内への出張を任されていました。
その中で、初めてプログラミングに触れてみて思ったことは、「意外と面白いかも?」ということでした。
さらに、「ここで頑張れば海外出張に行ける!」という動機があったことも、プログラミングを学ぶ意欲向上に繋がったのだと思います。
もちろん最初は簡単な仕事から任されたこともありますが、苦手だと思い込んでいたことが完全に覆されましたね。
このように意外なところから「好きなこと」が見つかるケースもあるので、やったことが無いことでも先入観を持たず「とりあえずやってみる」ということも一つの方法だと思います。
3. 客観的な評価を思い出す
プログラミングに関しては、予想以上に面白いとは思いましたが、正直なところ、時間を忘れて没頭するくらい好きという程ではありませんでしたし、相対的に見て得意かどうかもわかりませんでした。
先ほどの話の続きになりますが、シンガポール、韓国出張を経て、入社して1年ほど経った頃、当時の上司から、アメリカテキサス州への長期出張を伴う大型案件をプロジェクトリーダーとして任されました。
その上司は、休みの日もプログラミングをしているような人で、彼にとってはまさに「天職」なんだろうなと思います。
そのような人から、未経験で入社しまだ1年ほどの経験しかない若手社員に、大型案件を任されたことは、客観的に見ても能力を認められたと言っても良いのではないでしょうか。
このように客観的に評価されたことは、言い換えれば、「自分が得意なこと」ということになります。
最初は100%好きとは言えないことでも、他人に認められることで承認欲求が満たされ、よりその仕事に自信を持てるようになり、さらにその仕事が好きになっていきますので、過去に褒められたことなどを思い返してみるのも良いと思います。
4. 「才能がない」という思い込みをなくす
私の場合、プログラマー以外にも、商社の営業職、ハードウェアのエンジニアという仕事も経験してきました。
いずれも未経験から始めましたが、1〜2年続けていればそれなりの成果を出せるようになりました。そもそも新入社員の場合でも、アルバイトやインターンなどで経験がある人は別として、未経験で始める人の方が大半です。
世の中では、スポーツ選手や芸能人、医者など特殊な才能がないとできないような高収入でカッコイイ仕事が目立ちがちですが、世の中の仕事を俯瞰して見ると、実際には数年程度経験を積めば誰でもできる仕事がほとんどです。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざもあるように、相対的に見ればそれほど得意とは言えないことでも、人一倍時間をかけてやり続けることで、スキルは確実に上達していくので、「できっこない」、「才能がない」と決めつけずに、やり続けることが大切です。
5. 小さなことから始めてみる
現在私の本業はプログラマーですが、副業としてライターの仕事もやっています。
特に「好きなこと」でもなかったので、「ライターになりたい」と思ったことはないのですが、妻や友人から文章が上手と言われたことがあったのを思い出し、Instagramで500文字程度の文章を書いて投稿するようにしてみました。
すると予想以上に、いいね👍 やフォロワーが増え、ついにはWeb記事の執筆依頼をいただけるまでになりました。
逆に、動画編集をやってみたいと思っていた時期があり、暇な時間を利用して動画を編集し、YouTubeへ投稿していましたが、全く再生数が伸びず、自分でも行き詰まりを感じ、最終的には諦めました。
しかしその後、動画編集の技術は妻へ継承し、現在妻はYouTuberとして収益を得られるようになりました。
このように最初はリスクを最小限に抑えて始めることで、成功するものと、そうでないものの見極めができますし、仮に失敗したとしても、得られるものは必ずあるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私がこれまでに経験してきたことを元に、「好きな仕事を見つける5つの方法」を紹介いたしました。
- 「好き」と「嫌い」なことを仕分ける
- 知らない世界に飛び込んでみる
- 客観的な評価を思い出す
- 「才能がない」という思い込みをなくす
- 小さなことから始めてみる
これら5つのことは誰もが実践できることだと思いますし、この5つを意識して行動し続けることで、いつかは「好きな仕事」が見つると確信しております。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
Shoei